「個人投資家もマネできる世界の富裕層がお金を増やしている方法」は、日本の富裕層がグローバル投資をする理由や、グローバル投資が増えている現状、日本株が弱くなっている点を踏まえてグローバル投資を進める内容となっています。また、国内の証券会社からでも買い付けは可能なので、言葉の壁はネックにならない点も解説されています。投資におけるルールの基礎や応用編、実際の投資手法についても詳しく解説されており、保守的な方法から積極的な方法まで幅広く紹介されています。さらに、保守的な投資に向いている銘柄が10社紹介されており、グローバル企業であっても米国株以外の銘柄が紹介されている点もユニークです。最後に、グローバル投資の作法についても解説されており、保守的な運用でも週一のチェックを進めることを推奨されています。
この本は、個人投資家でもマネできる世界の富裕層がお金を増やしている方法を紹介しています。全体的にわかりやすく書かれており、初心者でも理解しやすい内容となっています。
1章では、日本の富裕層がグローバル投資をする理由や、グローバル投資が増えている現状、日本株が弱くなっている点を踏まえてグローバル投資を進める内容となっています。また、国内の証券会社からでも買い付けは可能なので、言葉の壁はネックにならない点も解説されています。
2章では、投資におけるルールの基礎を解説しています。長期目線でいることや分散することは色々な書籍でも言われていることでしたが、最後のピラミッド的な階層を意識して投資先をリスクリターン別に分けるというのは基礎としてはあまり見ない項目なので少し意外でした。
3章では2章に引き続き投資ルールについて説明された章でこちらは応用編となります。応用とは言っても比較的なじみのある用語らが解説されています。ただ、それらなじみのある用語のほかに個別株のオプション取引などについて解説されているのですが、この辺の解説についてはちょっと難しく感じました。
4章と5章では実際の投資手法について詳しく解説されており、保守的な方法から積極的な方法まで幅広く紹介されています。さらに、保守的な投資に向いている銘柄が10社紹介されており、グローバル企業であっても米国株以外の銘柄が紹介されている点もユニークです。
6章では、グローバル投資の作法についても解説されており、保守的な運用でも週一のチェックを進めることを推奨されています。また、最後にはグローバル投資に向いている人物像についても解説されており、自分がどのような投資家に向いているかを判断することができます。
全体的にわかりやすく書かれた本であり、初心者でも理解しやすい内容となっています。ただし、個別株のオプション取引などについてはちょっと難しく感じる部分もあるかもしれません。
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